写真左より、狩野亮選手、森井大輝選手、鈴木猛史選手
チェアスキー代表チームが訪問。
冬季大会のエピソードや今後の展望について伺いました
チェアスキー代表チームより、狩野選手、森井選手、鈴木選手がPROTEXを訪問。
冬季大会の現地での様子や今後の展望について、お話を伺いました。
会場となった人工スキー場は、その勾配ぶりに、「万里の長城に雪を敷いたかのよう」と表現されていたのが印象的でした。
そうしたコンディションかつ無観客での競技となり、あらゆる点において前代未聞の大会の様子を伺いながらも、社会情勢の大きな変化もあり、開催も危ぶまれた中で、無事に当日を迎えられたことが何よりも良かったというのは、本当にその通りだなと、頷くばかりでした。
また、チェアスキーは、自然との闘いであるとともに、用具技術の闘いでもあります。
少し前までは、日本は欧州などに比べ、雪山という自然面でのコンディションにおいては必ずしも優れていない中、速く滑走出来る用具が開発出来ていて、海外選手やコーチから、「なぜこんなに速く滑れるのか」と聞かれることもよくあったそうです。
現在では、フランス製のものの技術水準がかなり高くなっており、日本も益々技術を磨く必要があるとのこと。
コンマ単位でラップタイムを競いながらも身体を預ける器材のコンディションを良好な状態に保つことにも、選手達は気を払わなければなりません。
仮に遠征先で器材が破損することがあれば、技師が帯同するわけではない状況で、選手自身で補修しなければならない場面も少なくないと聞きます。
遠征先で荷物がラフに扱われる中でも、競技用のフレームやシートがセーフティに守られるPROTEXのケースは重宝しているとのこと。
海外選手がビニール製の梱包材や布製のケースに包んで器材を持ち運んでいるのに対して、保護収納という観点においてアドバンテージがとれ、用具のコンディションのムラが少ない形で練習に取り組めているという声を今回も頂きました。
次のイタリア大会、そして次々回については札幌への招致が行われている冬季大会。
チェアスキー代表チームをPROTEXは引き続き、ケース提供という形から、サポートして参ります。
(2022年6月取材)
2019年、前冬季大会後に、村岡桃佳選手とともに訪問頂いた時の一枚。
今大会でも4個のメダルを獲得した村岡選手は、「二刀流」の陸上競技の大会遠征も始まっているそうです。
代表チームとPROTEXの出会い
「器具が壊れる心配が無くなった」と語る、4大会連続でメダルを獲得し、代表チームを絶対的支柱として牽引している森井選手。
日本代表チームとPROTEXの出会いも、森井選手がインターネットでPROTEXを知り、「すごく良いケースがある」とチームに伝え、夏目堅司選手(元日本代表、日本障がい者スキー連盟常任理事、アルペン委員長・普及副委員長)より連絡を頂いたことが始まりでした。
身体の一部とも言える競技フレームの破損リスクから解放されたことは大きい、とのこと。
PROTEXも新たな製品の開発やプロテクション技術を高め続けることで、日本代表チームをサポートしています。
タフな遠征移動のリスクから、守る。
長尺キャリーCR-5000は、競技用フレーム、サスペンション、予備パーツがちょうど収納出来るサイズ感。
海外のトップ選手とコンマ差を競う中、技術チームと連携しながらミリ単位でのチューニングを繰り返し施している専用フレームの運搬にはかなり神経を使われていた様で、当初は移動後にフレームが壊れていないかを欠かさずチェックしていたのだそう。
PROTEXキャリーによってそうした懸念が無くなり、2トンクラスのバン自動車に目一杯積み込む程の荷物量となる長期の海外遠征にも、安心して赴くことが出来ている様子でした。
▼下記製品を含めたPROTEXケースを複数、チェアスキー日本代表チームに提供しています