プロフェッショナル仕様の精密機器キャリングケースからアルミコンテナまで 1902年興業フジコーワ工業の堅牢ケース専門ブランドPROTEX(プロテックス)公式サイト

PROTEX(プロテックス)はパーソナルに特化した、あらゆるプロフェッショナルのキャリーニーズに応えるブランド。
スーツケース・キャリーコンテナ・アタッシュなど、ビジネスに始まりトラベル・ダイビング・モータースポーツにいたるまで、プロフェッショナルの傍らには、常にPROTEXがいる。

▼<オーダー受付状況>FPZ-09:5月上旬出荷分 / FPV-08:5月上旬出荷分残りわずかです  AFC-106:5営業日以内出荷分残りわずかです

  • FPZ-09
  • FPV-08
  • AFC-106

最新更新日[UP DATE]

製品導入事例紹介:dSPACE Japan社のオフィスを訪問しました

dSPACE Japan

大手自動車メーカーから、テックジャイアントまで、錚々たる企業が参入する、「自動運転」の世界。
その技術の段階的な実装とともに、完全なる自動運転とも言われる、ドライバーのバックアップを必要としない「レベル4」以上の実現も目指して、企業それぞれの仮説に基づいた研究開発が日々進められています。

そんなAI、自動運転という日進月歩の世界において欠かせないシミュレーションツールを提供している企業の一つが、dSPACE社です。
ドイツにて創業し、2005年にはdSPACE Japanを設立。
アメリカ、イギリス、フランス、クロアチア、中国、韓国にも拠点を構えているグローバルカンパニーです。

今回、dSPACE Japan社に、計測機器を収納する用途に当社のFALラックを導入頂いたことを機に、オフィスを訪問し、日頃のお仕事の様子を伺いました。

自動運転AIの学習、そのための「高品質な」データを。

時速数十キロメートルの走行速度の中でも、セーフティな運転を。
自動運転AIには、複雑かつシビアな判断が求められることとなり、そのためのAI学習においては、良質なデータ収集が必要となります。

カメラだけでも、9台にもなることも。
加えて、センサー(レーダー、LiDAR)、GPS。
さらに、これらの機器によって収集した膨大なデータを処理する、dSPACE社開発の専用マシンAUTERA。

これらを車に搭載し、走行。
収集したデータを元に、AIが学習しやすい様にするための教師データの作成(アノテーション)や、シミュレーションを行う「データドリブン開発」をdSPACE社は強みとしているのだそうです。

dSPACE
dSPACE
dSPACE社のデモ機材を当社FALラックに収納した様子

「この機材のサイズに合うものを、探していた」

カメラ2台のデータだけでも、5時間走行すれば、そのデータ量は10TB(テラバイト)規模になるとのこと。
そのような膨大なデータをデータドリブン開発で活用するために、dSPACE社はAUTERAを軸としたデータロギングソリューションを用意しています。

ソリューションの全体像をお客様に紹介するにあたり、本来ならばサーバールームやクラウドの向こう側にあるはずの機材もAUTERAとともに日本全国に持ち歩いてお客様の前でお見せしたいとdSPACE Japanは考えました。

この機材をセーフティに収納して運搬するためのキャリングケースを探したところ、当社のFAL-5000シリーズに辿り着いたのだそうです。

これだけの機材のサイズに合う頑丈なケースというのは、他に見つからなかったとのこと。
また、持ち運び易さや防振機構を備えている点についても、安心感を持って使用頂けている様子でした。

まだ見ぬ技術を追い求める一助として、このような形で、当社製品がお役立て頂けたなら幸いです。
(2023年2月取材)



DSPACE
>> dSPACEコーポレートサイト(dspace.com)

>> dSPACE Group 公式Youtube